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UPS電源・非常用電源として使える PECRON P600を実機レビュー

外観

ポータブル電源「PECRON P600」を実際に使ってみたのでご紹介します。普及帯の500Wh~700Whクラスで手が出しやすい価格帯なので、初めてポータブル電源を使う方など候補に入るかもしれません。

今回のポータブル電源はメーカー提供品です

ポータブル電源「PECRON P600」の仕様

P600_仕様
型番P600サイズ280x152x225mm
容量578Wh/160555mAh重量約5.9Kg
定格出力600W(瞬間最大1200W)充電方式
ACコンセント
アクセサリーソケット
ソーラーパネル
ジェネレータ充電
バッテリー種類三元系リチウムイオン充電電圧/電流/時間DC29.4V/ 9A(最大)
AC接続時:約2H-3H
出力ポートAC×2
DC×1
USB-A×2
USB-C×2
充電サイクル初期容量の70%以上/1000cycle
出力AC純正弦波 100V/60Hz
DC12V ー 14V10A
USB-A:QC3.0 5V3A/9V2.5A
USB-C:5V3A/9V3A/12V2.25A
パッケージ内容本体
ACアダプター
電源ケーブル
DC充電ケーブル
3ピン→2ピン変換プラグ
アクセサリーバッグ
製品取扱説明書及び合格証

外観・付属品

P600_開封

開封していきます。

P600_サイズ比較1
P600_サイズ比較2

AC定格600Wクラスなので本体がコンパクト。隣の「VTOMAN JUMP1000」はAC1000W/1408Whの製品ですが、並べると半分以下のサイズです。重量は米5㎏と牛乳パック1本分くらい。

非常用ライトは懐中電灯タイプでLED4灯(消費電力2W)。

P600_付属品

付属品はAC充電用のアダプターと3ピン→2ピン変換プラグ。これなかったら別途用意なのでさすがに付いています。あとは車の12Vアクセサリーソケットから充電できるケーブルです。

助手
助手

商品によってはDC充電ケーブルが付属しない事もあるのでこれは嬉しい

本体充電は200W

P600_アダプター比較

収納バッグを開けて驚くのはアダプターのサイズとケーブルの太さです。並べると全然違います。普通に考えれば右側が容量大きいJUMP1000のアダプターだと答えたくなりますが、実際は逆です。しかし、言い換えれば熱が篭もりにくく、ケーブルも頑丈で安心という事に?!

ロック機構
入力ポート

アダプターのケーブルは抜け防止のロック機能付き。よくある入力とは形状が違います。左側のDC入力はソーラーパネル充電で使用します。

P600_入力1


ACアダプターを使うと約2h~3hで満充電。アクセサリーソケットから走行充電すると約5h~6hで満充電になるそうです。

助手
助手

JUMP1000のアダプターと比べると放熱しやすいのか熱が抑えられている気がします

P600_入力2

続いてソーラーパネルの充電について。こちらもよく使う充電方法だと思います。パネルの最大出力点(MPP)での動作を維持することで、より多くの電力を取り出すことができる「MPPT制御方式」を採用しています。ソーラーパネルの効率によって大きく変わってきますが、100Wパネルを使って約7h~で満充電になるとの事。

「PECRON P600」で使える家電製品は?

定格600Wってどんな家電が使えるの?

一般的な電気ケトルや炊飯器は消費電力が1000Wを越えてくると思うので「P600」だと使えませんが、中には消費電力が低いミニ炊飯器や500W前後の電気ケトルがあります。1.5合炊きのミニ炊飯器は種類が豊富。電気ケトルは種類が少ないですが、象印の「沸とう電気ポットCH-DT10」などが選択肢に入ってきそうです。

消費電力の目安
ミニ炊飯器200W~250W
扇風機10W~
電気ケトル500W~
電気毛布50W
ノートパソコン40W~
車載冷蔵庫45W~

実際に使用してみます。

P600_ノートPC充電
P600_スマホ充電

USB充電器で45WのノートPCを充電した場合は30W後半から42Wくらいに、USB-Cによるスマホ充電は20W弱でした。

P600_AC出力

ポータブル電源の充電。

P600_IH1
P600_IH2

次は消費電力が大きく上がってIH調理器です。最大火力だと1000Wの製品です。AC定格600Wなので無理がありそうですが、火力を落とす事で600W以下に収まり問題なく使用が出来ました。
それから画像の700Wオーバーでも起動できている理由として、多くのポータブル電源には起動時の消費電力が定格を越える場合でも瞬間的に耐えられる作りになっているからです(瞬間最大出力)。あくまで保険的な仕組みなので定格内で収まる家電を使うようにしてください。

助手
助手

消費電力が大きい家電を使う場合はAC1000W以上のポータブル電源をお勧めします。

何気にUPS機能付き

P600_説明書

単に停電時でも電源確保できるという意味かもしれませんが、説明書は「ポータブルUPS電源」と書かれています(無停電電源装置)。自宅にサーバーを置いていたり、在宅ワークをしている場合など接続しておけば停電時に助かるかもしれません。

少しだけ気になるところ

あまり気にする事ではないと思いますが、このポータブル電源について説明しておきたい事が2点。

  1. AC出力が100V/60Hz対応なので50Hz専用品が使用できない
    とはいえ、このポータブル電源の出力で電子レンジなど一部50Hz専用品がある家電製品は使わないと思いますし、ほとんどの家電製品は60Hz/50Hz両対応(ヘルツフリー)なので影響はないと思います。
  2. USB-Cの出力が20W前後でPD対応ノートPCの充電ができない
    AC出力でUSB充電器やACアダプターを使用すれば問題ありませんが、せっかくUSB-Cがあるので直接充電できた方が良かったかな。

使ってみた感想

製品と外箱

いろいろ試してみた結果、動作が不安定という事もなくしっかり使えてたかなという印象です。
良いなーと思えるポイントとして、USBやDC出力のカバーが付いていたり、ケーブルロック機能があったり、手持ちのIH調理器が使えたところ。あと表示エリアもデジタルとアナログ両方あって残量や出力が把握しやすいと感じました。場所も取らないし女性や子共、高齢の方でも持ち運びしやすいと思います。
非常時はもちろんの事、1泊2日のキャンプや車中泊などで活躍してくれそうな一台です。

最後に

ラインナップ

「PECRON」は今回紹介した製品以外にも様々なポータブル電源を展開しています。4月30日までは公式サイトでキャンペーンも開催中。「Pecron ポータブル電源」を購入された方の中から抽選で5名様に「Pecron 100Wソーラーパネル」をプレゼント。「P600」に使えるクーポンがあるので注文の際はご利用ください。

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